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「虫の日にムシをつくろう!」ワークショップを開催しました!

もしも、アルミの洗濯ばさみがチョウチョやカブトムシになったら? 観察力と発想力が羽ばたくワークショップは、「6月4日は“ムシ”と読める!」のゴロ合わせからからスタートした企画です。講師は、ガラクタを使って擬態虫を作る森貞人さん。梅雨入り間近の6月初旬にもかかわらず、木陰はカラッとした風が吹き抜ける、絶好の“ムシ日和”になりました。午前・午後の各回は、あっという間に定員になり、保護者と合わせて70名が小さなムシづくりに夢中になりました。

まず、「人間は、自分たちの都合に合わせて環境を変えてきたけれど、ムシたちは、周りの自然に合わせて自分たちを変えてきました」「晴れた日に洗濯をすると気持ちいいです。今は使われなくなったアルミの洗濯ばさみを使って、想像のムシをつくり、心を晴れの日にしよう」と、森さんが今日のテーマをお話しました。

さっそくみんなは、画用紙にむかって、思い思いのムシを描き始めます。手が止まってしまった子は、「好きなムシは何?」「色はどうしよう。 折紙もあるよ」と、スタッフやボランティアが想像を促していきます。

虫をテーマにしたワークショップならではの、「家でヘラクレス飼ってる!」という虫博士が数人。一番詳しい少年は、ワークショップの合間に美術館庭園でカミキリムシの穴やアリジゴクの巣を発見し、ダンゴ虫のオスメスを見分け、蟻蜘蛛、アリなどを捕まえて虫かごにいれるという博士っぷり! 自分の強みを創造性に結び付ける機会となりました。

画用紙に思い思いの虫を描いたら、切り抜いたり、組み合わせたりして、いよいよアルミの洗濯ばさみをとりつけます。洗濯ばさみが無数の足になったムカデや毛虫、星の模様の羽根のチョウチョ、カブトムシと怪獣が合体した架空の虫などが次々に出来上がりました。

最後に、森さんがひとりひとり呼んで、みんなの前で発表します。小さな子は、森さんの膝にのったり、たくさん作ったムシをまるで手品ようのように帽子の中からだして来る子もいました。

緑豊かな庭園がある美術館ならではのワークショップとなりました。「次は、アルミの洗濯ばさみで想像の動物をつくるワークショップをしましょう!」と森さん。ど・う・ぶ・つと合う語呂合わせの日は、さて何月何日でしょう?