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GWに「青空トーク」開催しました!

ゴールデンウイークの一日、思わず戸外で過ごしたくなるような爽やかな気候に合わせ、青空トークを開催しました。舞台となったのは、応募期間中には多くのアーティストのインスピレーションの源となった、立さ3.6m・幅と奥行4.8mの実寸大キューブフレームです。カフェRuruも特別出店し、緑のなかでコーヒーを飲みつつ、150人が思い思いにカジュアルトークを楽しみました。


14時からは、審査員の11代大樋長左衛門さん(美術家・陶芸家)をゲストに、陶芸家の大樋さんと同じく、自然素材を作品で扱う柴山豊尚さん・三枝愛さん・三木陽子さん・宮原嵩広さんが対談しました。

大樋さんは、審査時の印象を明かしたり、入選者の制作動機を引き出したりしながら、通常のアートシーンでは交わることが少ない、陶芸・彫刻・インスタレーション・クラフトなどの表現者のトークをまとめてくれました。

15時からは、審査員の三輪眞弘さん(情報科学芸術大学院大学〔IAMAS〕学長)をゲストに、テクノロジーを使った作品制作を行う、佐藤雅晴さん・ミルク倉庫+ココナッツと対談しました。

三輪さんを含む3組のアーティストは、身体と動きの隙間からにじみ出る矛盾や、頭と体の感覚がずれる表現について、和やかに話しました。

前夜までの降水確率60%という天気予報に、屋外での開催が危ぶまれましたが、午前中のパラつく雨が、「青空トーク」のときには、ちょうどよい日差しとなり、絶好の屋外イベント日和でした!


展覧会は、6月11日まで。

(M.T)