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2023.01.04

【記事】AAIC2020大賞作家によるワークショップ「石から見いだす自分だけのカタチ」を開催しました!

11/27(日)飛騨高山まちの博物館研修室にて、AAIC2020大賞作家の山本麻璃絵さんと姫野亜也さんによるワークショップ「石から見いだす自分だけのカタチ」を開催しました。大理石、水晶石という2種類の石を題材に、2つのコースをご用意しました。

     

5歳以上対象の「キラ石コース」では、担当講師である山本麻璃絵さんによる指導のもと、水晶石と木材の端材を使ったオブジェ作りに取り組みました。

会場では色んな大きさ・形の水晶石と木材が机いっぱいに並んでおり、参加者はその中からオブジェに使うものを選ぶところから始めました。石の形をじっくりと観察し、それに合うような木の形を色々組み合わせながら選んでいる姿が印象的でした。

     

選んだ石と木をグルーガンで接着し、色を塗ってオブジェの完成です!水晶石が生き物の体の一部になったり、木材をハートの形としてお城を作ったり、参加者それぞれが材料のカタチを見いだすことで、新たな価値を生み出していました。

      

「大理石コース」では、担当講師の姫野亜也さんがお手本をみせながら、真っ白な大理石を彫刻家の道具を使って叩き割りました。姫野さんは簡単そうに大理石を割って見せましたが、実際にやってみると中々難しそうな様子。大理石が割れたときはその場で歓声があがりました。

      

大理石が割れたら、2種類の砥石(この砥石も参加者が自分で割ったものです)を使って磨く作業に入ります。自分の理想のカタチに近づけるため、皆様真剣な様子でした。

      

参加者からは、「子どもが生き生きと作業していてうれしかったです。」「何気ないものが作品になることを学べた。今後落ちている石が何の形をしているか考えながら歩いてみたい。」というようなお声をいただきました。今回のワークショップを通して、アートに気軽に触れられる機会を提供することができたと感じています。

4月に岐阜県美術館で開催される企画公募展、AAIC2023の開幕に向けて、今後はAAIC2023の入選作家を講師にお呼びしたワークショップを1月、2月に開催いたします。

2月に大垣市で開催する、オリジナルショートムービーを撮影するワークショップ、「カメラでうごき採集!」は、現在も申込受付中です。参加無料ですので、皆様お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください!

【AAIC2023入選作家によるワークショップ】

・1/15(日) 13:30~15:30 「巨大気球を浮かせてみよう。」

 会場:セラミックパークMINO 1階 イベントホール

 講師:奥中章人

 ※申込締切済 ☆満員御礼!

 

・2/5(日) 13:00~16:00 「カメラでうごき採集!」

 会場:大垣市スイトピアセンター 学習館5階 創作実習室

 講師:身体企画ユニット ヨハク (秋山きらら、加藤航平)

 申込締切:1/24(火)