アーティスト


移動する主体 (カタツムリ)
Shifting Self (Snail)
耳のないマウス Earless Mouth / Mouse

移動する主体(カタツムリ)

作品コンセプト(入選時作家コメント)

私たちの生活するこの社会は経済活動における有用性において物事の価値が判断されているように思えます。

私たちの合理主義的な意識(言語)によって構築された目の前に広がる現実も、同じ言語を用いて別の使い方をすれば今よりも恐ろしいものにも、滑稽なものにもなり得るのではないでしょうか。

作品「移動する主体(カタツムリ)」はその言語(記号)と、それが指し示す対象との差延が生み出す様々な現実の、普段はあまり浮き上がってこない一面を切り出そうとする試みです。

作品紹介

日常は習慣化された思考から離れれば、今よりもおぞましくも滑稽にも、また美しくもなります。手遊びで“カタツムリ”の形をつくり、指だけが動いている手(記号)とそれが指し示す対象との差延により、自明のものとして受け入れている価値観に疑問を投げかけます。

《Shifting Self (Snail)》

If we can get away from habituated thought, the everyday becomes more gruesome, comic, and lovely. By recreating the shape of the popular hand game in which a clenched fist and two fingers represent a snail, the artists interrogate the “obvious” nature of accepted values through the difference between a hand (symbol) in which only the fingers move and the subject it denotes.



耳のないマウス

2015年結成。長野県、東京都拠点。 「耳のないマウス」は3331α Art Hack Day 2015 で結成した、アーティスト松田朕佳、エンジニア石射和明、プランナー雨宮澪、デザイナー 石倉一誠の混合チーム。同イベントにて中村政人賞を受賞。 2016/箱のなかに入っているのはどちらか?(個展)/3331ギャラリー/東京 2016/Touch with Skin 内在する触感/志賀高原ロマン美術館/長野 実寸大の人形が壁にへばりついていたり床を這っていたりする。それぞれの手は手遊びのカタツムリを形成していて触角を表す二本の指だけが動いているが、身体は死んだように動かない。 Earless Mouth / Mouse   Formed in 2015 / Based in Nagano Prefecture and Tokyo