出展作家

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作品コンセプト(入選時作家コメント)
暗闇の中に、光でかたどられた無数の点が浮いています。それは近くにあるのか遠くにあるのかわからず、止まっているのか動いているのかもわかりません。
つかめそうでつかめない、静止しているのに動いて見える不可解で美しい光。
観る者は知覚を揺さぶられ、様々な感覚が緩みだします。
暗闇の中、比べるものが何も無く、自分がどこにいるのかその大きさすらもわからなくなり、どこか別の空間に放り出されてしまったかのようです。
日常から離れ、知らず知らずのうちに身に着けている型を脱ぎ捨てたとき、そこには何が残るのでしょう。日々の生活の中に埋もれてしまった、わたしたちの奥底に眠る記憶が立ち上がってくるかもしれません。
作品紹介
キューブ内部に箱状の作品を設置し、暗闇の中に距離感のつかめない光の点群が浮き上がる。
知覚は揺さぶられ、宇宙空間に放り出されたかのような感覚は、鑑賞者を重力や大きさから解き放ち、私たちの奥底に眠る記憶を呼び起こす。

作家紹介動画

作品紹介動画

宙宙 chuchu (愛知県、京都府拠点)
2001年
アイスランド芸術⼤学 交換留学/アイスランド
2003年
Winchester school of Arts、サウサンプトン⼤学 美術学部彫刻科 卒業/イギリス
2017年
宙宙活動開始
2018年
「はじまりのはじまり」/浜松市鴨江アートセンター/静岡県
2018年
「第54回神奈川県美術展」奨励賞受賞/神奈川県
2019年
Co-programカテゴリーC「⽔になる」/京都芸術センター/京都府
2020年
「宙宙海中公園」/浜松市鴨江アートセンター/静岡県