アーティスト

出展作家

  • INTER-WORLD/SPHERE: Over The Cube
  • 奥中 章人OKUNAKA Akihito
INTER-WORLD/SPHERE: Over The Cube

作品コンセプト

私は人類学者ブリュノ・ラトゥールが提唱するような社会哲学を背景に、【ヒトモノコトの関係のダイナミズム】という形而上の観念を表現してきました。これを現実の形にすると必然的に円環する構造【エコシステム】に行き着くと考え、その極みである【ミクロ/マクロ世界の泡構造】を研究しています。 この作品背景から、人新世におけるリアリティを問うには鑑賞者が五感を通じて世界を認知する過程も表現手法だと考え、「触る・入る・乗る・寝転ぶ」といった身体への訴えに加え、作品によって増幅された自然環境の力:全身で浴びる光や熱、包まれる音や水の感触、空間が風で大きくたわむ現象など、身体スケールを超えたものに対して感じる環境把握能力のような高次感覚のフィードバックにより、身体的リアリティを超えなければ感じることの叶わない世界体験を提示します。 【空気、水、光】を素材に作品を創出してきた私は、人類が数万年も空気と水と光に包まれ育まれた結果、それらと類似した性格を持っているのではないかとも考えており、ここから我々の"「リアル」のゆくえ"を問います。
作品は刻々と変わる外界からの干渉によって変化します。その表象は自己の変動性や多面性を表し、人間社会の多様性をも肯定し、【空気・水・光】を通じて環境の儚さや大切さにも触れようとしています。

作家紹介動画

OKUNAKA Akihito

奥中 章人(京都府拠点)
1981年
京都府生まれ
静岡大学教育学部卒業
主な受賞歴
2016年
木津川アート賞グランプリ+市民賞/京都/日本
2017年
六甲ミーツ・アート主催者特別賞/兵庫/日本
2019年
野村財団 2019年度下期芸術文化助成/東京/日本
2019年
LUXELAKES A4美術館ARIE国際レジデンスプログラム/成都/中国
2020年
パブリックリソース財団文化・芸術・スポーツ分野助成基金/東京/日本
主な展覧会
2017年
モスクワ国際ビエンナーレ・Parallel Program《Yearning for The Sky》/ARTPLAYデザインセンター/モスクワ/ロシア
2017年
アートで解明!空気の正体/川口市立アートギャラリー・アトリア/埼玉/日本
2018年
TaeHwa River Eco Art Festival 2018/Teahwa River Grand Park/ウルサン/韓国
2019年
ShenZhen Happy Island Project/OCT Harbor/深セン/中国
2021年
北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs/東田大通り公園/福岡 /日本
2021年
FUJI TEXTILE WEEK 2021 -織りと気配- /富士吉田市/山梨/日本
2021年
個展・プレBIWAKOビエンナーレ《INTER-WORLD》/旧伴家住宅/滋賀/日本
2021年
Dmitry Alexandrovich Prigov:DistantPlanets/アートギャラリーエリツィンセンター/エカテリンブルグ/ロシア
2022年
Study:大阪関西国際芸術祭/グランフロント大阪/大阪/日本
2022年
誰もがWonderfulアート/静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ/静岡/日本